信州さんからDVDを貸していただいた

原作=片岡義男(1冊も読んだこと無し)
出演=竹内 力、原田貴和子
今やVシネの帝王・ガン付け顔の竹内力の若い頃は、えらくイケメンの好青年
原田知世のお姉さんの貴和子(ミーヨ)が竹内演じるコウを翻弄する
そして一番のキモは「カワサキW3」
コウがタンクに頬釣りしたり、ミーヨが艶めかしい手つきで撫でるシーンなど、ファンにはタマりません
この映画でどのくらいW3の中古が売れたのか知らないけど、GPZとかにしとけばカワサキはもっと儲かったでしょうに
でもW3じゃないと物語が成立しないし、北方謙三とか、原作者が自分の趣向を押し付ける話しって結構好きかも・・
作品の真髄をよく勘違いするおいらですが、ワンポイントレビューを・・・
いたいけな少女冬美を捨てて信州へ旅に出たコウだが、林道みたいなとこでミーヨに出会う
→コウが手作りのオニギリ食ってるとこがグー
→初対面でこんなミーヨのようにに馴れ馴れしいのは、今時生保レディーぐらい
コウと冬美は雑誌の交際希望欄かなんかで知り合った模様
→ホリデーオートとかにありましたね~
→慎重派は「まずは文通から」ですが、いい時代でした
冬美と別れて「苦しいはずの旅」がミーヨと出会えて「楽しい思い出」となった・・・
→この身勝手さ・・・身に沁みます
冬美の兄(三浦友和)とのバイク決闘
→チキンレースかと思いましたが、木刀使ってやるのは知りませんでした
→ワイルド7初代飛葉役の峰岸徹がちょっとだけ出ています
ギャランΛ(ラムダ)から幅寄せの嫌がらせを受ける
→おいらもアニキのお下がりのラムダに乗ってました
→おいらのはリヤトレイにダイヤトーンのスピーカが付いていました
ミーヨを連れて入ったライブハウスでレディーになった冬美と再会
→おいらだったら「やっぱ冬美にしとけばよかった」と後悔すると思う
→典子も貴和子も歌が上手い
ミーヨが友和のW1に乗ってサーキットを走る
→彼女がこんなに上手ければ、自分はバイクに乗るのをやめるでしょう
ラスト、雨の中のツーリングで待ち合わせの食堂にミーヨが来ない
居合わせた客のトラッカー達が女ライダーの事故の噂を・・・
→やっぱこういうラストか・・と思ったが、ミーヨが笑顔で現れる(夢か現実か?)
→濡れたTシャツのままオヤジ達のいる食堂に入るのかとヒヤヒヤした
・・・
以上、奔放なカノジョとオートバイを絡めた話しでありました
この頃に青春を過ごした人や女子絡みで悩んだ人は共感すると思います
おいら的にはATG映画とか生々しすぎるんで、この類の邦画はあまり見ません
しかしながら現実問題、付き合い初めで最初のうちはいいとしても、
奔放すぎるミーヨみたいな彼女も困るし、「あなたのそばにいられるだけで幸せ」という冬美もちょっとばかし、うっとうしいかも知れません
映画オタでも何でもありませんが、ちょっとばかしレビューを。
この「ホワイトハウスダウン」ってのは、文字通りテロで国会議事堂が陥落の危機にあう映画です。
こういったアクション映画のキモは、爆発・ドンパチシーンなのですが、
最近の映画はCGが進んで何でも有りになってるので、見ていても刺激がありません。
核爆弾タイムアップのハラハラもドラマ「24」でもう慣れっこです。
この映画に限らず、ここんとこアクション映画のシーンで萎えてしまうことが多い。
例えば、
・怒りの2丁拳銃撃ちまくり(チョウ・ユンファでお腹いっぱい)
・手製の罠とか爆弾を手間かけて準備しても、1~2人くらいしか悪党をやっつけられない(スタローンなど)
・大勢に追われてて弾もないのに無駄撃ちする(JCバンダム)
・格闘シーンが本人でない(後期のSセガール)
・主人公に銃を突き付け延々と能書きをたれてるうちにトドメを逃してしまう悪党
・・・などなど (チョイスが低レベルってのもありますが)
それとこの手の映画のメインは悪党をどうこらしめるかがポイントとなるわけで・・・
あれ?どういう結末だっけ??忘れた。
主人公の娘は「キック・アス」でスーパーガールを演じた子。追)クロエでなくジョーイでした
こっちではあんましスパイスが効いておらず、もっと活躍してもらいたかった。
個人的には父娘の設定が入ってるだけで星2つ追加。
それと、ハウス警護のSS(SP?)がなさけなくて、無防備に飛び出しては端からテロ軍団の傭兵にヤラれる。
おいらの方がまだ役に立つんではないかと思った次第です。
以上
ヒロチが、ぜひ見て欲しいとDVDをよこした。

「ダーティー・サンチェス・ザ・ムービー」
日本の電撃ネットワーク(お尻に花火刺すとかやってる連中)のイギリス版?
パッケージには”電撃ネットワークもドン引き!”とある。
で、一通り観てしまったのだが、こいつらのマジなアホさに抱腹絶倒しつつも、
このえげつなさを極めたDVDを再び観ることはないだろうと思った。
興味のある方はヒロチまで。ただし18禁。
70年代のバイクが沢山でてくる映画をまた見つけた。
岩城滉一主演「爆発!750cc(ナナハン)族」。
暴走族の映画なのに車体はほとんどノーマル。
ナナハンとはいえ、TYとか出てくるし、
クライマックスで岩城滉一が乗って爆走してるのはXT500?、
(DT1師匠、鑑定願います)
ラストシーンには思わず笑ってしまった。
衛星放送で実写版ドラマの「ワイルド7」が再放送されており、
懐かしく思わず見入ってしまった。

1972年の放送だというから、12歳の頃に見てたってことか。
小学校の頃はモデルガンが好きだったので、このドラマの中で
オートマチックガンがブローバックして薬莢を飛ばしているのを見て、
かなり興奮したような覚えがある。
ただ、漫画の方では「飛葉ちゃん」が乗るCBナナハンが
大きなステータスであったのに対し、
ドラマ版がスズキのバイクだったのには、ガッカリした。
それ以前に漫画を真似てCBの絵を良く描いていたので
エンジンや車体の格好とか、ガキながら知っていたのだ。
今改めて見ると、話の内容や演技こそ笑ってしまうが、
当時から「忍者部隊月光」、「平四郎危機一発」、「キイハンター」など、
園児や小学生が本来寝ていなければいけない時間帯にやっていた番組を
必死に見ていた気がする。
今日の自己顕示欲が強く歪んだ自分の性格は、きっとこれらが原因に違いない。